介護の経験や知識など全くなかったのですが、ただ「人と接する仕事がしたい、何か人の役に立てたら」という思いからこの仕事を選びました。
就職した当初は、話すことも動くこともまったくできない方や、重度の認知症の方など、自分が想像していたお年寄り像とはかけ離れた方がたくさんみえたことに、衝撃を受けたことを思い出します。
それゆえに、大変なこともたくさんありました。
けれど、ご利用者様と接する中で、ご利用者様の笑顔や「ありがとう」等の言葉にとても喜びを感じるようになり、あらためて人と接するこの仕事の楽しさとやりがいを感じています。
たいへんなことも多いですが、この仕事につけてよかったと思っています。
介護をする上では、身体介護も大切だと思いますが、私が大切にしていることは、ご利用者様と話をしたり、そばにいたり、レクリエーションをしたりと「ご利用者様と接する時間」を大切にしています。やらなければいけない業務もたくさんあり、接する時間が少ししかないときもありますが、その少しの時間でもご利用者様と接し、少しでも笑顔で楽しく過ごしていただきたいと思っています。自分自身そういう時間がとても楽しく、それが介護の魅力だと思っています。
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